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ヴィクトリア女王 最期の秘密

決して食べているわけでは…あります。

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公私ともにお世話になっている渋谷Bunkamuraさんにて、TOKYU ROYAL CLUB
映画「ヴィクトリア女王 最期の秘密」トークショーでした。

ご一緒したのは、歴史学者、君塚直隆先生。
おそらく日本においてイギリス王室に最も詳しいお方。

昨年のハリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングの解説でもおなじみですね。

打ち合わせの際に、映画にちなんだアフタヌーンティーセットを頂きました。

いざ始まったトークショー。

「そもそもアフタヌーンティーは、イギリスでいつから始まったのか…」

そんなツカミから、ぐいぐい惹きつけられるお話が満載なのです。

(その答えはこの記事の最後に)

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英国王室の系譜図のどんな時代を遡ろうと、

「この王は、ダンナさんとして本当に真面目なお人柄でねぇ」
「この王子は、とんだ親不孝者になってみんなが手を焼いたんです!」

などなど、
「実際にその時代の宮殿の中の隅々まで全部見てきたんじゃないですか?」
というユーモアあふれる解説に、会場も大いに盛り上がりました。

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映画の主人公は、
現在のエリザベス女王のひいひいおばあちゃんに当たるビクトリア女王。
そして、彼女が最晩年に最も心を許したというインド人の従僕、アブドゥル。

「ビクトリア朝」という言葉もあるように、
政治・経済・文化面においてイギリスが飛躍的に発展し、
世界の4分の1を植民地として統括、大英帝国として栄華を極めた時代。

その手腕をふるった女王の暮らしぶりと働きぶり、
バカ息子(ホントにホント!)を嘆く母親としての姿、
最愛の夫にあまりにも早く旅立たれた孤独感、
なんでも吸収しようという好奇心と頭の柔らかさ、
そして豪快な食べっぷりなど。

友情とは?家族とは?個人とは?
笑いあり涙あり、見ドコロ満載の作品です。

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映画を見る前に「ビクトリア女王ってどんな人だったの?」
と、ささっと調べるだけでも、3倍は楽しめると思います。

渋谷Bunkamura 「ル・シネマ」にて絶賛上映中。


月曜から渋谷の街は賑わっていましたが、
あの頃のように寄り道せず(遠い目)、8時になる前に素直に直帰しました。

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ライフスタイルも、時間に対する意識も、ずいぶん変わったなあ。
考えてみれば、今日の自分は一年前と比べても確実に変化しているわけだし。

もちろん、この仕事が好き!という想いは変わりません。

あの頃のように、あたたかい言葉をかけてくださるお客さまに恵まれました。
心からありがとうございます。報われます。


【クイズの答え】

Q.「アフタヌーンティーというのもそもそもいつから始まったのか…」

A. 1840年半ば、ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアさんが始めたものだとか。
 そのアンナ・マリアさんのお顔、私たちが普段見慣れたこのロゴに描かれていました!

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#Eテレ よる11時からナレーションご案内中。

‪「#デザイントークス+(プラス)」

1月29日(火)「リノベ」


今回は、東京の個性豊かな街並みを「リノベーション」をキーワードに見つめます。
今、東京では古くから存在する街並みを再生させる新たな取り組みが行われています。

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建築だけでなく、そこに暮らす人々の生活、
人と人とのコミュニケーションまで考えられた都市デザインの姿。

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ゲストに、建築家の馬場正尊さんを迎え、変わろうとしている東京の景観を探求します。

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【キャスター】アンドレア・ポンピリオ,シャウラ
【出演】建築家 馬場正尊
【語り】秀島史香


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インスタグラムもやっています @hideshimafumika

(日々ココロが動いたちょっとした景色を)


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