パラ馬術
5日間にわたって行われたパラリンピック馬場馬術、すべての日程が終了しました。
すべての人馬、スタッフの皆さま、ボランティアの皆さま、本当にお疲れ様でした。
会場内での競技MCと、表彰式のアナウンスを担当させていただきました。
お話をいただいた時、
今後コロナの状況がどうなるのか全くわからないままでしたが、
かねてからパラスポーツには興味がありましたし、
今だからこそ声で何かお手伝いができるなら、と思い決意。
そして、やるのであれば今の自分にできることすべてを、と。
自分なりに勉強したり、リハーサルを重ねて、迎えた本番。
人馬一体の演技から感じたものは、想像以上でした。
「ちゃんとやらなきゃ…けど失敗したらどうしよう…」と、
相変わらずビビリな私の緊張感を吹き飛ばすほどの衝撃と感動。
ハンディキャップを感じさせない技術の高さはもちろん、
馬に乗れることの喜びが伝わってくる選手それぞれの表情。
無事に演技を終えた馬にヨシヨシしたりハグしたり、思い切りねぎらう愛情あふれる姿。
そして馬たち…。選手に寄り添い、
「おっしゃーいくよー!まかせといて!」
という頼もしくも優雅な姿。
互いを思う絆の確かさを感じました。
「競技」とはいえ、誰かと直接戦う、というものではなく、
自分自身をどれだけ磨き上げ、パートナーである馬と一緒に表現できるか。
そうだ、それぞれの個性はすべて尊い。
頭では分かっていたつもりだったけど、本当にそうでしたよね!と。
大切なものを思い出し、深く教えてもらった5日間でした。
日本も、開催国として大健闘しました。
特に、チーム最年長、63歳の宮路満英 選手。
愛馬のチャーマンダー号と。
経路を教える「コマンダー」として奥様の宮路裕美子さんとともに素晴らしい演技。
個人課目では、前回のリオ大会よりも点数を伸ばし、
今大会で見事7位入賞、フリースタイルに進出しました(ビートルズの選曲、ツボ!)
放送席から、演技後のインタビューの様子が見えるのですが、
お二人でにこやかにカメラに応えながら、
裕美子さんが宮路選手の頭をタオルでゴシゴシぬぐっている様子もチャーミングで、
ああなんて素敵なお二人!!とほっこりしました。
今大会で厚みを増したチームジャパン。
自己ベスト70%越えのスコアを叩き出したキャプテン稲葉将 選手、
元JRA騎手から不屈の精神でパラに転身された高嶋活士 選手、
そして若きホープ、日本体育大学所属、世田谷ゆかりの吉越奏詞 選手。
その演技、背中から、挑戦することの大切さを教えていただきました。
ありがとうございました。
まだ先行きが見えない状況ですが、それは世界中みんなが感じていること。
いろいろ弱気になったり不安に思うこともありますが、
自分自身がネガティブに負けないよう、
見失ってしまわないよう、
物事をどう考え、実際にどう動くか。
この会場で感じたことをこれからも大切に、
私も一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
期間中、サポートしてくれた夫・娘・両親にも感謝です。
*******************
・「パラリンピック馬場馬術」
見逃し配信は、
NHKの「東京2020」サイトでもノーカットで全日程をご覧いただけます。
https://sports.nhk.or.jp/paralympic/highlights/list/sport/equestrian/
・パラ馬術に興味を持った方にオススメなのが、
今回大いに助けてもらった「JRAD 日本障がい者乗馬協会」さんのサイト。
「パラ馬術ってなに?」という疑問をイチからやさしく教えてくれます。
「ホースセラピー」も大いに気になるところです。
・最後に、私の推しを。
ベルギーの貴婦人、バルバラさま。
「たおやか」という言葉がぴったりのマダムで、やさしげな表情にも憧れます。
美しいドレープスカートで、横乗りなのですよ!
ということで、まだまだ書ききれない思いがたくさん。
また改めてゆっくりお伝えしていきますね。
***************************
インスタグラムは毎日更新中@hideshimafumika
すべての人馬、スタッフの皆さま、ボランティアの皆さま、本当にお疲れ様でした。
会場内での競技MCと、表彰式のアナウンスを担当させていただきました。
お話をいただいた時、
今後コロナの状況がどうなるのか全くわからないままでしたが、
かねてからパラスポーツには興味がありましたし、
今だからこそ声で何かお手伝いができるなら、と思い決意。
そして、やるのであれば今の自分にできることすべてを、と。
自分なりに勉強したり、リハーサルを重ねて、迎えた本番。
人馬一体の演技から感じたものは、想像以上でした。
「ちゃんとやらなきゃ…けど失敗したらどうしよう…」と、
相変わらずビビリな私の緊張感を吹き飛ばすほどの衝撃と感動。
ハンディキャップを感じさせない技術の高さはもちろん、
馬に乗れることの喜びが伝わってくる選手それぞれの表情。
無事に演技を終えた馬にヨシヨシしたりハグしたり、思い切りねぎらう愛情あふれる姿。
そして馬たち…。選手に寄り添い、
「おっしゃーいくよー!まかせといて!」
という頼もしくも優雅な姿。
互いを思う絆の確かさを感じました。
「競技」とはいえ、誰かと直接戦う、というものではなく、
自分自身をどれだけ磨き上げ、パートナーである馬と一緒に表現できるか。
そうだ、それぞれの個性はすべて尊い。
頭では分かっていたつもりだったけど、本当にそうでしたよね!と。
大切なものを思い出し、深く教えてもらった5日間でした。
日本も、開催国として大健闘しました。
特に、チーム最年長、63歳の宮路満英 選手。
愛馬のチャーマンダー号と。
経路を教える「コマンダー」として奥様の宮路裕美子さんとともに素晴らしい演技。
個人課目では、前回のリオ大会よりも点数を伸ばし、
今大会で見事7位入賞、フリースタイルに進出しました(ビートルズの選曲、ツボ!)
放送席から、演技後のインタビューの様子が見えるのですが、
お二人でにこやかにカメラに応えながら、
裕美子さんが宮路選手の頭をタオルでゴシゴシぬぐっている様子もチャーミングで、
ああなんて素敵なお二人!!とほっこりしました。
今大会で厚みを増したチームジャパン。
自己ベスト70%越えのスコアを叩き出したキャプテン稲葉将 選手、
元JRA騎手から不屈の精神でパラに転身された高嶋活士 選手、
そして若きホープ、日本体育大学所属、世田谷ゆかりの吉越奏詞 選手。
その演技、背中から、挑戦することの大切さを教えていただきました。
ありがとうございました。
まだ先行きが見えない状況ですが、それは世界中みんなが感じていること。
いろいろ弱気になったり不安に思うこともありますが、
自分自身がネガティブに負けないよう、
見失ってしまわないよう、
物事をどう考え、実際にどう動くか。
この会場で感じたことをこれからも大切に、
私も一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
期間中、サポートしてくれた夫・娘・両親にも感謝です。
*******************
・「パラリンピック馬場馬術」
見逃し配信は、
NHKの「東京2020」サイトでもノーカットで全日程をご覧いただけます。
https://sports.nhk.or.jp/paralympic/highlights/list/sport/equestrian/
・パラ馬術に興味を持った方にオススメなのが、
今回大いに助けてもらった「JRAD 日本障がい者乗馬協会」さんのサイト。
「パラ馬術ってなに?」という疑問をイチからやさしく教えてくれます。
「ホースセラピー」も大いに気になるところです。
・最後に、私の推しを。
ベルギーの貴婦人、バルバラさま。
「たおやか」という言葉がぴったりのマダムで、やさしげな表情にも憧れます。
美しいドレープスカートで、横乗りなのですよ!
#パラ馬術
— 秀島史香 Fumika Hideshima (@tsubuyakifumika) August 30, 2021
ベルギー
バルバラ・ミネシ選手。
サイドサドルで優雅な貴婦人のよう。うっとり。このあとグレードIIIの演技です。
NHK 東京2020オリンピックサイト #NHK2020 https://t.co/sg9J8IRVWr
ということで、まだまだ書ききれない思いがたくさん。
また改めてゆっくりお伝えしていきますね。
***************************
インスタグラムは毎日更新中@hideshimafumika