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もう聞いた?「いしのこえ」

「いしのこえ」、聞いたことありますか?

誰でも無料で入れます、さわれます、楽しめるんです。

現在、茅ヶ崎市美術館で特別展覧中の「いしのこえ」。

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会期は、7月1日(日)まで。ちょっと急いで!

茅ヶ崎駅南口から、高砂(たかすな)通りを南へ向かい、歩いて8分。
図書館を通り過ぎて、高砂緑地という緑あふれる公園があります。

「一瞬、ここでいいのかな?」と思う、
日本庭園のようなクラシックな門を入ると、ひんやりとした空気。
苔むした石に囲まれたアプローチを歩いているだけでも、
気持ちがほっと落ち着いてきます。

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緑地に面したエントランスホールは、全面ガラス張り。
緑と光が差し込んでいて、開放感あふれる空間。

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こちらに、三角形のテーブルが3つ。

その上に、それぞれ10個くらい、
手のひらに乗るくらいのサイズの小さい石が置かれています。

それぞれ色も、灰色、黒、茶色、と違うし、
すべすべしたもの、ざらっとしたもの、
形も、まん丸のおだんごの形、楕円形、ピラミッドと、様々。
どの石も、「さあ、わたしにふれてみて!」と、
子供にとっても、ちょうどいい高さで配置されているんです。

そっと触れてみると、「ポンポン」「ピーンピーン」など、
それぞれちがった心地良い電子音、つまり「いしのこえ」が、
目の前に設置されてスピーカーから流れて来ます。

それぞれの石の通電率の違いを音に変換してるんだって。

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嬉しいことに、この作品、メイドイン茅ヶ崎。

おととし行われた茅ヶ崎市美術館での展覧会関連ワークショップとして、
アートユニット、MATHRAXさんが、
茅ヶ崎の西浜中学校と松林中学校の美術部の学生さんたちと作り上げたものなんです。
石は、茅ヶ崎のヘッドランドビーチで学生さんがお気に入りを拾って来たもの!

しかも、この作品、
触れること、触覚にフォーカスしたすぐれたデザインに贈られる賞、
HAPTIC DESIGN AWARD」にて、
世界20カ国、117点の応募作品の中から、優秀作品に選ばれました。

素晴らしい快挙ですよね。

受賞を記念し、多くの人に見て、触れてもらいたいと、
7月1日(日)まで無料特別展示されています。

地元の人たち(ちびっこからおじいちゃんまで!)
入れ替わり立ち替わり、ふらっと入って来ては、
「これはなんですか…?」とスタッフさんに尋ね、
「どうぞ触れてみてください。」
「え?はい、わぁ!」と、みんな笑顔になっていました。

しかも、この石の声が「変化する」、という楽しい仕掛けも館内にあるんです。

ワクワクしながら、あなたの手でふれて、耳をすまして、探し出してみてくださいね。



そして、二階のミュージアムカフェ「カフェ・ル シュマン」も、
ちょっと秘密にしておきたい茅ヶ崎の素敵な穴場。

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美術館自体、ちょっと小高い丘に建っているので、
ここから望む緑と青の景色も最高です。

夏のギラギラの日差しを避けながら、涼しい空気の中、
おいしいアイスコーヒー(娘はアイス!)に、時を忘れました。


【あなたが住みたい街は?】

茅ヶ崎といえば、こんな話題も。



住みたい街2018年版ランキングはこちら→「SUUMO 住みたい街 関東 総合」
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