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【新レギュラー】ベルギーにてTVレポーターデビュー [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

ベルギーに来る前までナレーションでお耳にかかっていた
BS12「高田純次のセカイぷらぷら」

愛すべき世界一のテキトー男、
われらが高田純次さんが、トコロ狭しと地球をプラプラする旅番組です。

11月20日(日)の放送から、ベルギー現地レポーターとして、
5分のコーナーを担当させていただくことになりました。
(勝手に)題して、「秀島史香のベルギーぷらぷら(仮)」!

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台本なし、ガイドなし、通訳なし。
地元の人たちとの出会いあり、ハプニングあり、冷や汗あり。

ガイドブックには載らないであろう、
リアルな旅を楽しめる5分のミニコーナーとなっています。

純次さんと一緒にツッコミ入れるもよし、
ヨーロッパを旅する際の参考にして頂くもよし(参考になるかな…?)。

スタジオを飛び出して、
たくさんの人と言葉をかわすことで、
より深いところで異文化を感じて、驚いたり、嬉しくなったり、ジンとしたり。
新しい発見、刺激をもらっています。

【今日の一皿】
ベルギーといえば、ムール貝。フリットにするとコクが増します。
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なんだか顔が赤いのは………うーん、気のせいでしょう。
いやー、ビール取材も大変でした。まいったなぁ。

ディープなところへご案内いたします。
ぜひご一緒に!

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BS12「高田純次のセカイぷらぷら」
毎週日曜よる9時ー(随時再放送)


詳しい視聴方法はこちらをどうぞ。
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こちらも引き続きよろしくお願いします。



NHKラジオ「英語で読む村上春樹」

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11月の作品は、1991年に発表された超短編「緑色の獣」。

主人公は、夫が仕事に出て行った後、家でひとり過ごす妻。
庭のお気に入りの「椎の木」を眺めていると、
根元の地面が割れ、緑色の獣が這い出してきました…。
そして、まさかのプロポーズ。。。!?

「私に求愛するなんて、まったくなんて厚かましい獣なのかしらと私は思った」

果たして結末は。。。?

11月20日(日)よる11時ー
11月日26日(土)ひる12時10分ー (再放送)

番組サイトでは、前週の放送が何度でも聞けます。





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リスボンで乗るべき、食べるべき。 [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

ポルトガル、リスボンへ行ってきました。

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初めてなのに懐かしい…
そんな言葉がぴったりはまる、素朴な街並み。

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リスボンといえば!の路面電車にも無事に乗れました。
外見もレトロなら、中に入っても、木製のベンチが年季入っています。

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七つの丘がある街と言われれているそうですが、
角を曲がると階段があり、

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階段を上がると広場があり、
広場には見事な教会がありと、ずっと歩き続けられます。

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そこからまた一本入ると迷路のような裏路地。

それぞれ家主の好みのタイルで飾られた民家の壁、
緑色に塗られたドア、
ぷらぷらと歩いているだけでも、「ああ、異国にいるんだなぁ」と飽きません。

裏の通りに入れば、街の素顔がさらに見えて来ます。
角っこには駄菓子屋さんのように小さいパン屋さん。
見上げれば、そこに暮らす人々のお洗濯物。
どこからか漂って来るイワシの焼ける匂い。

そして、誰かの部屋の窓から流れて来るラジオ!
現地の人々が聞いている音楽も、旅先では大切な思い出として残りますよね

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そして、やはり人々のファッションや、持ち物も気になります。
(失礼にならないよう、チラチラとさりげなく)観察しちゃいます。
持っているビニール袋から透けて見える食材で日々のゴハンを想像したり。

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そして、タイル好きには、たまらなくときめく旅でした。
はー、全部欲しい。。。(ため息)

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ガイドブックを読みながら、この街の港に、
およそ430年前、長崎から天正遣欧少年使節がたどり着いたのかと思うと、
胸が熱くなるものがありました。
当時13、14歳だったとか。

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学生時代、教科書で読んだときは「ふーん」でしたが、
実際にその場所に足を運び、目で見て、その空気を感じることで、
人生の物語としての奥行きも、直に迫ってくるように感じました。
彼らのその後を調べたら、遠藤周作の「沈黙」を読んだときの衝撃も思い出したりして。

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2泊3日の駆け足でしたが、またいつかゆっくりと歩きに戻って来ます。


【今日の一皿】

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ポルトガルといえば、国民的人気のお菓子、エッグタルト。
修道院のレシピをそのまま守り続けているという老舗、Pasteis de Belem
パスティス・デ・ベレンで頂きました。

お持ち帰り用のカウンターも大行列でしたが、イートインの店内のカフェも
店員さんの案内を待つのではなく、自分で空いた席に座っていかないと
すみっこで永遠に待ち続けなければいけないという大争奪戦。笑。

リスボンを訪れた観光客&地元の人たち、
みんなここの紙袋を持っているんじゃないかってほどの大人気店。

焼きたては一口かじると、パリパリッとした皮、
口の中に溢れる熱々のクリームが小籠包並みにデンジャラス。
甘さ控えめのあっさり味で、何個でもいけそうでした。


【そしてもう一皿】

イワシの炭焼き。

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パリッとふっくら焼けていて、その香ばしさ、白いご飯が欲しくなるほど。
素材の味をしっかり活かすポルトガルの料理のファンになりました。

イワシといえば、初夏ベルギーでこんなやり取りをしたっけ。



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ananとスケベニンゲン [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

イキナリですが、大人の男は好きですか?

はい!と答えた方は、現在発売中の「アンアン」を。
特集は「大人の男2016」。

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「部門別 大人の男セレクション」、
「ラジオ編」にて、素敵なオトナの男性DJさん達について書かせて頂きました。
さーて、一体誰なのでしょうか。。。
オトナ悩ましい選択でした。

異論反論、各種ツッコミ、どーんとウェルカム大歓迎です。
あ、でも、内心ビクビクしている小心者なのでやっぱりゴメンナサイ。

ちなみに、この原稿を書いたのは、オランダはスケベニンゲン
家族旅行中、みんなが寝ている間に、ホテルのバスルームでコチョコチョと書いてました。

もちろん地名と内容とは関係ありません(そりゃそうだ!)。

ちなみに、平均身長世界1位の国で起きていた現象。
洗面台の鏡に自分が映らない…。

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スケベニンゲン、子供の頃に知って以来、
ずーっと気になっていた場所でしたが、
現地ではスへフェニンヘン、みたいな発音でした。

おしゃれなオーガニックカフェがずらっと並んだ桟橋があったり。。。

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歩道には、「ケンケンパ!」用のタイルが埋め込まれてあったり、

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街路樹には小鳥用の巣箱が設置されていたりと、

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ちょっと歩くだけでウキウキしてくる可愛らしい街。

あの森鴎外も訪れた、歴史ある保養地なんだって。
日本だと熱海みたいな感じ?
果たして鴎外先生は鏡に映ったのでしょうか。どうだったのかな。

【今日の一皿】

オランダ名物、塩漬けニシンをサンドイッチでいただきました。

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本場のお作法としては、尻尾を手で持って口を開けてあーんと食べるらしいけど、
(皆さん本当にそういやって食べていました。イルカみたいでちょっと可愛かった!)
パンに挟んで、もぐもぐといただきました。

トロッと脂が乗ってたまらなくジューシー。
ほどよい塩味&刻みタマネギでサッパリといただきました。
はー、絶品でした。
DHAもたっぷり摂取できたと思います、はい。

けど、昨夜食べたものは思い出せない。。。。





NHKラジオ「英語で読む村上春樹」

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11月の作品は、1991年に発表された超短編「緑色の獣」。
3回にわけて、一ヶ月で読みきっていきます。

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これまで取り上げてきた作品とは違い、今回の主人公は女性。

夫が仕事に出て行った後、家でひとり過ごす妻。
窓際に置かれた椅子に座り、お気に入りの「椎の木」を眺めていると、
根元の地面が割れ、穴の中から緑色の獣が這い出してきました…。

11月13日(日)よる11時ー
11月日19日(土)ひる12時10分ー (再放送)

番組サイトでは、前週の放送が何度でも聞けます。

英文朗読を担当されたエリン・ハンターさんは、
ロンドンを拠点に舞台、映画、声優と幅広く活躍する俳優さん。
表情のつけ方など、いろいろと勉強になりました。



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ベルギーで見るアメリカ大統領選 [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

アメリカ大統領選挙、ベルギーでのインパクトも隕石級にすさまじくて、
朝から夜まで、会う人会う人100パーゼントその話題でした。

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世界中から人が集まるこの国では(住んでる人の多国籍っぷり世界第2位)、
みんな大の議論好きです。

でも、考えを押し付けたり、言い負かそうとするのではなく
自分と違う意見に対して「ふむふむ!ほうほう!なるほどね!」と
その価値観の違いを知ることに喜びを感じるポジティブな議論ラバーズ。

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(本文と関係ありませんが、可愛いのでつい…)

ムスメが通う幼稚園のママ達もやはりそうです。

みんなが皆「私はこう思うわ!」と言いまくるので、
黙って聞いていると、喋るタイミングがなかなか回ってこない。。。
でも、大縄跳びのように、「今だっ!」というチャンスが必ず訪れます。

やはりいつも興味を持たれるのは、
日本の人はどう? 個人的にあなたはどう思うの?

その時に、自分の言葉で思いを伝えられる人こそ、
「アナタ、なかなか面白いわね!」と、
自分自身を持った大人、オモロイ人間と思ってもらえます。

逆に、「うーん、よくわかんない!」とテヘッとしたり、
どこかで聞いた&誰でも言える一般論をコピペ発言した日にゃ、
「話を振ってもイミないわね」と、次回から永遠にタイミングは回ってきません…。
き、きびしー!

たかが雑談、されど雑談。
その場で何かアドリブが浮かぶのを期待するのではなく(浮かばないし!)、
考えを事前にまとめておく。
相手の知らないちょっとしたネタを用意して、
お得感をプレゼントする気持ちで臨むのも、ひとつの方法です。


ただ、正直言うと、
この選挙の結果が将来の自分の暮らしにどんな影響を与えるのか。
私自身もまだ全然わかりません。。。

つけっぱなしのテレビから流れてくる映像に、ちょっと疲れてしまいました。

でも、遠い海の向こうで起きていること、
誰かの身に起きていることを、
自分の暮らしと未来に引き寄せてみること。
これが社会と政治に関心を持つための第一歩だと、いつも思っています。

実体のない不安にからめ取られてドヨーンと沈むよりも、
世の中で起きていることに目を向けつつ、
自分は今この瞬間に何をしたいのかを考えて、行動すること。

昨日からの世の中のモヤモヤした空気と、
それに染まってしまいそうな弱気を吹き飛ばすための
手っ取り早く、効果的な方法なのかもしれませんね。

そんなことを自分に言い聞かせながら、とりあえず今日も頑張りますわー。

と、その前に、ゴハン!

【今日の一皿】

今が旬のムール貝。近所のスーパーで1キロパックが5ユーロ。
お財布にもやさしいのです。

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表面にフジツボっぽいものも付いているので、
ナイフで削りながらゴシゴシ洗う下ごしらえが大変ですが…

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白ワイン蒸しにすると、プリプリの身と凝縮された旨味が堪能できます。
そして、そのスープをたっぷり吸い込んだパスタが絶品!

お腹いっぱいになったところで、頑張るのはまた明日からに、しようかな。。。




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リリコさんの名言&スターウォーズジェット初体験 [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

【気分一新、ブログのデザインを変えてみました】


あっという間の日本逆出張からベルギーに帰って来ました。

J-WAVEに行ったら、久しぶりに大好きなリリコさんと再会!!!
生放送中、曲のかかっている間にスタジオにお邪魔して、熱いハグを。

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(われながら嬉しそう...)

むかーし昔、渋谷スタジオで「グルーブライン」をお送りしていた時代。
ピストンさんがお休みされる際、
よくピンチヒッターとして駆けつけてくれました。

スタジオの椅子から立ち上がると、
「おお?」と驚く身長差の凸凹コンビ。
(詳しくはリリコさんのブログを見て!)
予測不能で豪快なリリコさんの発言、楽しかったなー!

オンエア後も、一緒にゴハンを食べながら色んな話をしたものです。
人生経験豊富なリリコさんは、
どんなこともポジティブに笑い飛ばしてネタにしてしまう、強くてやさしい先輩。
悩んだり落ち込んだりした時、その都度、的確なアドバイスをしてくれました。
そのするどかったこと!

その中でも、ずっと心に残っている言葉があります。

「フミカちゃん、人生って大変なこともいっぱいあるけどさ、
とにかくいつも機嫌よくいることが大事だよね。
落ち込んでる声を聞きたくてわざわざラジオつけてる人はいないでしょ、ね♪♪♪」

「り、りりこさーん!!」

社会人として基本中の基本、アタマでは分かっていたのですが、
リリコさんの口から聞いて、「腹に落ちる」とはこのことだ!と、泣きそうになりました。
あ、いや、しっかり泣きました。

放送でのお姿からは、キラキラ華やかでパワフルなイメージがありますが、
誰よりも現場で気を使っている、人一倍細やかな女性。
人知れずいろいろ悩んで、葛藤もして、でもそうやって自分を奮い立たせているんだなあ。
太陽電池のように尽きないそのパワーの秘密、そっと教えてもらった気分でした。

ああ、自分で書きながら、「あの頃は…」と、懐かしさに胸がムズムズしています。
リリコさん、あの時のシャンパン、ご馳走様でした。
こころの隅々まで染みわたりました。

なかなか会えないけど、
「こんな人になりたいな」と憧れ続ける人がいるって、幸せなこと。
気弱になった時、大切なモチベーションになりますよね。

生放送中スタジオでの再会、時間にして60秒もありませんでしたが、
一目会うだけで人は元気になれるものだなーと実感した、嬉しい出来事でした。


**********************

そんなこんなの逆出張の帰り。

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なんとスターウォーズジェットに初めて乗れました!
こういうスペシャルなの、今まで乗ったことなかったので、びっくり。
「え?もしや私の飛行機、コレ?」と、乗る直前、搭乗ゲートでわかった時の嬉しさ。
子供のころ、初めて飛行機に乗った時のワクワクがよみがえりました。

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CAさんに抱っこされてちょっと嬉しそうなヨーダさん。

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R2-D2の紙コップを撮っていたら、通り過ぎたCAさんのエプロンもR2-D2。

こういうサプライズがあると、いつもの移動も、嬉しくなるものですね。

皆さんの一週間も、フォースと共にあらんことを!


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秋のベルギーでやるべきこと(勝手に)5つ [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

日本に逆出張中なう、です。

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あっという間のとんぼ返りですが、
ベルギーへの旅行者の皆さん、意外とこの時期もたくさんいらっしゃいます。
今年は友好150周年ということで、日本関連イベントも行われていますよ。
親日家の方も多いベルギー、訪れるなら今がチャンス!

しかも、秋を満喫できるお楽しみ、満載です。
勝手に5つ選んでみました。。。


1)あついコーヒーと焼きたてのペストリーでおやつ。

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世界中にあるオーガニックベーカリー
「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディエン)」。
ブリュッセルの第1号店は、気取らず居心地の良いお店です。
オススメは、奥にずんずん入った日差しほっこりのサンルーム。

できるだけシンプルに、自然素材にこだわった素朴なパンやコーヒーをどうぞ。
ランチタイムには子連れもが多く、塗り絵やクレヨンのセットではしゃいでいました。


2)美しい夕暮れに息を飲む。

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「1日の中に四季がある」と言われるベルギーのお天気。
雨のち晴れとコロコロ変わりますが、はっとするほど美しい夕焼けにも出会えます。


3)食欲の秋を堪能。

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ベルギーの名物料理、でも名前は、「フィレ・アメリカン」。
生肉ミンチの味付けタルタルステーキですね。
同じく名物のパリッとしたパン「ピストレ」にサンドして頂きました。
お肉の旨味がギュッと詰まっていますが意外とさっぱりしてペロリと。ビバ肉食!


4)紅葉狩りも、もちろん。

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以前、このブログにも書きましたが(「ドッグシェルターに行ってきた」)、
近所の公園のドッグシェルターには、年間15ユーロで会員になれば、
ワンコと園内をお散歩できるという素敵なシステムがあるんです。

人と動物、お互いに良いシステムだなぁ。
今回は、おっとりした子犬のリッキーくん。
歩いてはクルッと振り向き…と、ムスメにペースを合わせてくれる優しい子。
同じように優しい里親さんが見つかりますように。

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帰り道、ふと見かけた誰かのベスパがやたら絵になっていました。

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5)読書の秋、ラジオの秋。

NHKラジオ「英語で読む村上春樹」

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今月は、1991年に発表された超短編「緑色の獣」。
3回にわけて、一ヶ月で読みきっていきますよ。

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(一足早いクリスマスツリーかと思いきや…)

これまで取り上げてきた作品とは違い、今回の主人公は女性。

ひとり家に残された彼女が出会ったものとは…?


11月6日(日)よる11時ー
11月12日 (土)ひる12時10分ー (再放送)

番組サイトでは、前週の放送が世界中でも(もちろんベルギーでも)何度でも聞けます。


ベルギーの日々といえば、こちらの雑誌でも。

【雑誌連載中】

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雑誌「momo」、小さな連載を書いています。

「世界各地からの子育て便り」
いろんな土地のいろんな文化を、子育て中のお父さんやお母さんが連載するコラムです。

今号のテーマ「市場」について、私もベルギーでのお話を。
市場って、どこの街でも、人の暮らしの香り、温度がある場所ですよね。
あのガヤガヤした雰囲気が好きな方は、ぜひお手に取ってみてください。



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思わず笑顔!ユニークなハロウィンスイーツたち [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

ベルギーでのハロウィンもいよいよ!という感じです。

地元の友人いわく、
数十年前は、ハロウィン自体まったく馴染みがなかったそうですが、
今やベルギーでもすっかり秋の風物詩になったとか。
日本と同じですね。

スーパーの入り口も。

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「31日にお化けがくるよ〜!オヤツもらえるから集まって〜!」

売り場にも。

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軒先にも。(ちょっと怖い)

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そして、学校でも!



娘の通う幼稚園でも、ハロウィンパーティーが行われました。
子供達に人気の仮装は、
女子はプリンセスか魔女。
男子はスパイダーマンやアイアンマンやハルクなど、アメコミヒーローなど。

子供達はもちろん、先生も、本気の仮装。

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授業が終わった後は、パーティーです。
それぞれのお母さん方がハロウィンをテーマに軽食を持ち寄りました。

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子ども達が作ったパンプキンスープがあったり。

大人でも小躍りしたくなるような楽しげなおやつ達も。

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「spooky mouth(こわーい口)」の可愛さに笑いました。
材料は、リンゴとピーナツバターとマシュマロ。

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ティッシュにくるんでオバケにしたチュッパチャプスも子ども達に大人気。



ゾンビが出てきそうなお墓チョコケーキも、その発想に唸りました。

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たくさんの言語、たくさんの笑い声が飛び交ってました。

ムスメはひたすら甘いものにロックオンでしたが
個人的には、インドのお母さん達が作ってくれた、サモサが美味しかった!

そして、パーティーの終わり。

ハデに散らかったカフェテリアの片付けをしていたら(ゆるくPTA活動中です)、
ちびっこダースベーダーが居残ってました。

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せっかくなので、記念に一緒に写真を。

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一年に一度のハロウィーン、皆さんも良い思い出を。
でも人様の迷惑になることしたら…オバケが出るかもね〜!!!!!



【英語で読む村上春樹】

NHKラジオ「英語で読む村上春樹」

村上春樹と関係のあるゲストをスタジオにお招きする「ハルキをめぐる読みの冒険」。
今回は、心理学者の河合俊雄さんの登場です。

「パン屋再襲撃」の謎に満ちた「海底火山」のメタファーなど、
第一線で活躍する心理学者がこの作品をどう読み解くのでしょうか。

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10月30日(日)よる11時ー
11月5日 (土)ひる12時10分ー (再放送)

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番組サイトでは、前週の放送が何度でも聞けます。
あったかい飲み物と一緒にどうぞ。



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ベルギーでPTA役員デビューした [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

秋に新学が始まるこちらの幼稚園の保護者会にて。

「フミカ〜、Let's have fun, OK⁈」と、
女子校の生徒会的ノリで誘われ「お、OK」と、
気がついたらPTAのクラス役員デビューしちゃってました。

イタリア系パパがさりげなくお水を出してくれたり、
チョコを学校に持ってきて良いのか本気で議論したり…
なかなかの異文化体験になりそうです。

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(懐かしのメリーポピンズ…)

早速、図書室に新しく入ってきた本に保護フィルムをかける仕事。

お母さんたちと「なつかしい!これ読んだわ!」なんて元文学少女的な話題に始まり、
おいしいパンのお店など、和やかな世間話が続きましたが、
アメリカ大統領選挙のトピックになると、
みんな「アタシに言わせりゃーねーっ!」と、口角泡を飛ばす勢いで大熱戦。

さすが世界中から人が集まるベルギー。
住んでいる人の国籍の多様さは、ドバイに次いで世界第2位なんだとか。

ちょっとした議論になると、ミニ国連みたいな感じで盛り上がります。
これからもどんな人たちからどんなお話が聞けるのか楽しみ。

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今朝の送り迎えの路面電車にて。
ワンコさんもお利口さんに乗っていました。
ドヤドヤと乗ってくる青春真っ盛りの男子中学生よりもお行儀が良かったかも(笑)


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渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のピエール・アレシンスキー展。
前回書いたアレシンスキーをめぐる旅ブログを、展覧会サイトにてご紹介いただきました。

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意気込んで見に行ったら本家ベルギーの美術館は改修中でしたが(苦笑)
地元の人たちのアレシンスキー愛はたっぷり感じることができましたよ。

日本でたっぷり見られるまたとないチャンス。
私も来月の逆出張にて、参上します!


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【英語で読む村上春樹】

NHKラジオ「英語で読む村上春樹」

これまで読んできた短編「パン屋再襲撃」の最終回です。

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過去のパン襲撃による「呪い」を解くために、
マクドナルドの店内に突撃した主人公とその妻。

頼んだ30個のビックマックの行方は。。。?
いよいよクライマックスです。

10月23日(日)よる11時ー
10月29日(土)ひる12時10分ー (再放送)

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ベルギーでもハロウィーンが盛り上がっています。
街はカボチャだらけ。

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ベルギーの岡本太郎?ピエール・アレシンスキーを見て来た [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]

きっかけは、前回の逆出張で渋谷ブンカムラに「ピーターラビット展」を見に行った時。

次回の展覧会は、ピエール・アレシンスキー?
ベルギーの岡本太郎(と勝手に命名)じゃないですか!

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ベルギー現代美術を代表するアレシンスキーさんは、89歳にして現役。

一つ一つの線が、まるで生きているかのような躍動感。
平面である紙から、こぼれ出してくるかのような鮮やかな色使い。

何と言っても「これぞアレシンスキー印!」なのは、
熱い思いがみなぎるような、ライブ感溢れる筆さばき。
なんでも「日本の書道」そのルーツがあるとか。

他でもない、今年2016年は日本ベルギー友好150周年。

せっかくだからこれを機に、
「日本にもゆかりのあるベルギーの国民的アーティストを見てみたい!」と思い立ち、
せっかくなので、地元の人たちにも聞き込みして、リサーチしてみました。

ブリュッセル市内の地下鉄の駅に、彼の作品があるということです。
いわゆるパブリックアートですね。
よし、現場に急行します!

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地下鉄カードに描かれているのは、絵画の額縁。
やっぱりみんなアート好きなんですね。
目指すは5号線の「Delta」駅。

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ブリュッセル中央駅を出発して、10分後に到着。

ちなみにこのデルタ駅には、車両の整備施設があるらしく、
上空から見ると三角の形をしているからDelta(△)と名付けられたんだって。へぇ。

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さておき、階段を上がり、改札を抜け、角を曲がると…
わ、どどーん!と、ありましたよ。
びっくりした…。

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筆が踊っているような、壁から飛び出さんばかりの迫力。

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7つの縦長パネル、それぞれ仕切られたマス目に、
同じ前衛アート集団「コブラ」で活動した仲間、
ベルギーの詩人&画家のドートルモンと激しく共作していました。
(筆で書かれた象形文字のような「ロゴグラム」がドートルモン作)

素敵だな、と思ったのは、
当たり前のように、作品が駅構内に溶け込んでいて、
当たり前のように、人々がその前を行き来しているという日常の風景。

渋谷駅にある岡本太郎「明日の神話」のようでした。

通り過ぎてゆく人々に、
「このアレシンスキーさん、やはりビッグアーティストなんですか?」と尋ねたら
「もっちろんよ!」と、誇らしげ。

近くに大学のキャンパスがあるせいか、学生さんが多かった印象でした。

すぐ目の前にあるミニスーパーからの景色。

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国民的人気アーティストの作品を目にしながら、お菓子を買っているのか。
いいなー、さりげなく贅沢な日常。

さて、街中に溶け込むアレシンスキー作品のを見た後は、
やはり美術館にも足を運ばないと!
地下鉄でベルギー王立美術館へ。「Parc」駅下車。徒歩5分。

と、その前に、おやつ補給。

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美術館の目の前、絶好のロケーションに、甘い香りを振りまくワッフルのワゴン。
スマーフってベルギー生まれって知ってました?
そして、ベルギーではおじさん達も甘いモノ大好きなのです。

そうこうしながら、エントランスへ。
この王立美術館、
かのナポレオンがパリのルーブル美術館にあった名画をこちらに送り、
展示するためにルーブルの分館として誕生したのが始まり。

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あれ、この絵もひょっとして?

受付カウンターにいるマダムな係員さんに聞いてみます。

…あのう、美術館前に、はためいていたのって、アレシンスキーの絵ですか?


「ええ、そうですよ!
あら、アナタ、日本からアレシンスキーを見に来たの?
じゃ、まず目の前にあるわよ!」



え?どこどこどこですか?
本当だ!
さっそくエントランスホールで出迎えてくれました。

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(クリックすると拡大)

展示室の入り口となり、美術館のベストスポットに掛けられた
アレシンスキー作品「LE DERNIER JOUR(THE LAST DAY)」

緑と白をベースに、あざやかな色彩。
生き生きとしたタッチ。
遠目からもパッと目をひく強烈なインパクトです。
近くに寄ってじっくり見ると「これは鳥の頭? 人の顔?」と
想像を働かせながら、自分でひとつひとつパズルのピースをはめていくのが楽しい。


先ほどの受付マダムいわく

「残念ながらこの美術館は何年もずっと改装中で、いつ終わるのか、私も分からないのよ(苦笑)
現代作品は一部屋だけ展示していますから、二階に上がってごらんなさい」

ということで、階段を上がり、二階へ。

ルーベンスやブリューゲルなどのフランドル絵画の部屋を通り抜け、
一気に雰囲気が変わったのが、現代作品を集めた展示室「キュレーターズ・チョイス」。

あれはもしや?

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やはりそうでした!
こちらも、デルタ駅で見た作品と同じく、ドートルモンとの共作。

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「ABRUPTE FABLE」1976年

文字と絵、言葉とイメージ。
思いのままに自由に分解して、組み立て直して、混ざり合う、
そんな二人が呼応するように作り上げた作品。

書道に惹かれた理由が少しわかった気がしました。

書道のようにキャンバスや紙を床に置いて描いたり、
和紙に墨で絵を描いたり、
はたまた、不要になった手紙や帳簿や地図などを画材にしたり、
マンホールに紙を当ててこすって模様を浮き上がらせる拓本のようなこともやったりと、
とにかく新しいことに挑戦し続けるアレシンスキーさん。
繰り返しますが、89歳現役!

そのチャレンジ精神に大いに刺激を受けました。
もっと見てみたい。

今回、本国ベルギーでは、3点しか見られませんでしたが、
日本ベルギー150周年のまたとないチャンスのこの秋、
渋谷文化村にて日本初の大回顧展が開催中ということ。


「ピエール・アレシンスキー展」 Bunkamura ザ・ミュージアム

2016/10/19(水)-12/8(木)  *10/24(月)のみ休館


次回の逆出張の際には、しっかりと見に行こうと思います。

それにしても、世界中のアートが楽しめる街、東京。
そのありがたさをここベルギーで噛み締めることになろうとは(笑)。

ミュージアムショップで、定番のポストカード売り場。
その先頭には、やっぱりわれらがアレシンスキーさんでした。

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【こぼれ話】

館内が空いていたので、帰り際、係員のおじさんといろいろ立ち話。

おじさん曰く、やはりアレシンスキーは、
シュールレアリスムの双璧マグリット&デルヴォーと並ぶ、国民的スターなんですって。

「アレシンスキー?俺に言わせりゃベルギーのビック3だね。
マグリット、デルボー、そして、アレシンスキーだよ!

何年前か、ここで大回顧展をやった時に彼は来てくれたよ。
ベルギー国内はもちろん、世界中のお客さんが来てくれたなぁ。
あの時はすごい人だったなあ。」


…この絵も、入り口に入ると、まずパッと目に飛び込んできますもんね。


「そうだね、ここに立っていると、しょっちゅう質問されるんだよ。
これは何を描いているのですか?と。

それを、自分で考えろってんだ!

マグリットみたいに、パッと見て、「リンゴだ」「あ、傘ね」と、
決してわかりやすいものじゃないだろ。

じーっくり自分の目で見て、自分の頭で考えて、
想像を働かせなくちゃいけない。それこそが楽しみじゃないか。

日本で回顧展?そりゃいいね。
日本のお客さんは芸術に対して、深く理解しようとしているし、愛しているよね。

僕の大好きなベルギーのバイオリニストがいるんだけど、
ベルギーではCDの販売が何年もないのに、ネットで検索したら、
日本で7巻セットが出てるじゃないか。いやぁ、うらやましいよ(以下延々と続く…)」


本当に、地元の人々に愛されていますね、アレンシスキーさん!


そしてレポートは後半に続きます→ 「アレシンスキーの溜まり場に行って来た」


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ロンドンでフィッシュ&チップスを食べてみた [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]


【前回までのあらすじ】

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タンタンの住むブリュッセル南駅を出発して…

初めてのユーロスターでロンドン日帰り出張。
スタジオエンジニアさんの英国英語に感動しつつ、ナレーション収録終了。

帰りのユーロスターまで残り3時間。

「よし!せっかくだからGBらしいものを食べるか!」と街に繰り出したのでした。

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やはり向かうべきは、パブでしょうか。

これまでの一人旅では、
「地元の常連おじさん達がビールをガンガン飲んで飲む場所でしょ?」
おっかなびっくり足を踏み入れることができなかったのですが、
聞けば、「ガストロパブ」と呼ばれる美味しいご飯を出すお店もあるとか。

毎年、雑誌などが「ベスト・ガストロパブ・アワード」を発表しているほど、
イギリス料理を楽しむ場所としても外せないと聞き、それは行かねば、と。

ということで、現地スタッフに教えてもらった近所の名店。

重厚な内装にドキドキしますが、
平日ということもあり、近所で働いている人たちがどんどん入ってきます。

メニューを見て即決したのが、やはり国民食のフィッシュ&チップス。

待つことしばし15分。
フレンドリーなお姉さんが「エンジョイ!」と持ってきてくれました。

この迫力!にんまり。
こんがり具合に、テンションも揚がります。

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ナイフで切るたびに、「パリパリパリっ!」。

お店によって、衣は、厚め、薄めと好みはあるようですが、
こちら、食べ応えのあるしっかりしたボリュームでした。

鮮やかな黄金の衣の秘密は、メニューの「beer-battered」にあります。

これは、水の代わりに冷やしたビールで作った衣のこと。
小麦粉と、塩、ベーキングパウダーに、冷たいビールを加えると、
香ばしく、パリッ&カラッと揚がるとか。

「beer batter」で調べたらイギリスママ達の色々なレシピがありましたよ。
オニオンリングにもイケるみたい。
これはマネしなければ!

寄りでもどうぞ。

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使われる魚は、Cod (真ダラ)とHaddock(コダラ)などがポピュラーだそうです。
こちらは、Haddock。
中はふんわりジューシーで、あっさり。

レモンを絞り、濃厚なタルタルソースと、好みでケチャップを。
付け合わせには、マッシュした豆がお約束。
モルトビネガーをかけて食べるのも人気だとか。

もちろん、油っぽさは、一切なし。
ペロリといけました。
ロンドンの街を歩き回るカロリーはしっかりチャージできましたが、
後ろ髪を引かれながら、そのままベルギーへ帰ります。

帰りのユーロスターでは、食堂車で熱々のコーヒーを。

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細長い車窓の向こうに流れて行く穏やかなフランスの田園風景は、見飽きません。
パリッとしたビジネスマンや、いちゃいちゃカップルが降りたあとはひとり占め状態。

今更ながら、ユーロスターってすごいですね。

ロンドンからベルギーまで2時間。
駅での待ち時間も、30分前チェックインでOK。
アクセス良いの都心のターミナルから即乗り換えOK。
飛行機も良いけど、こんなに気軽に行けるならもっと活用したいなー。

食いしん坊には大満足の日帰り出張でした。

学生時代に読んで「うわぁ、行ってみたい&食べてみたい!」と
イギリスに憧れた林望さんの「イギリスはおいしい」。
まだ実家の本棚にあったはず。
次回の逆出張の際、読み返さねば。

たしか「野菜はとりあえずクタクタになるまで煮る」
みたいなことが書かれていたような。。。


**************

あっ、忘れずにお知らせを。
今回、ロンドンに行ったのは、この番組のナレーションの収録だったのです。
ぜひご覧くださいませ。

NHK 「挑戦者たち」
10月17日(月)BS1 午前3時00分~ 午前3時10分

再放送10月30日(日)午前4時40分~ 午前4時50分

国境を越えサッカー王国スペインで指導者として歩む白石尚久さん。
現在下部リーグに低迷する伝統的なクラブ復活のため、
映像と知恵を武器に導く姿に密着します。






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