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浜トリに行ってきた(そして食べてきた)

三年に一度のアートのお祭り、横浜トリエンナーレ。

海の匂い、やわらかい潮風、目の前に広がる空と海のブルー。
やっぱり海のそばっていい。

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なんてったって現代アートです。
瞬間芸的な作品もあって、「へ?なんじゃこりゃ?」なんてポカーンと呆気にとられたりも。

でもね、正直ドン引きしちゃうくらい嫌悪感を感じた作品の方が、
あとで振り返るとしっかり記憶にとどまっていたりするから、すごいよね。
やっぱり向こうが一枚も二枚も上手でした。
肉だけにニクいです(そのココロは…実際に行って見てみて)。

特に面白かったのは、
ネズミとパンダ@新港ピア
廊下を歩きながら読むメッセージ@赤レンガ倉庫
オノ・ヨーコさんの「カットピース」@日本郵船海岸倉庫

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特にフィッシュリ&ヴァイスによるネズミ&パンダは
シンプルながらもその可愛さと哀愁がツボに入り、
帰ってから速攻で彼らの映像作品を見てみました。
「ゆずれない事 / 正しい方向」。
たぶんものすごく深くて哲学的なメッセージがあるんだろうけど、
終始かなりグダグダな感じで、それもまたよし。
なかなかどうしてほほえましかったですよ。

それにしても、「わぁい、こっちも楽しそうだよ!!」と
遠足のように会場を行き来し、ウキウキ動き回ったため、
中盤からは容赦なく押し寄せる空腹感、飢餓感との戦いになりました。
終盤には集中力がプッツリと切れ、
何を見ても「あぁ、バナナに見える…」などすべて食べ物へと連想。
そう、芸術だけじゃ腹はふくれないぜ!

最後は中華街で紹興酒飲みながら、
モチモチでプルプルの水餃子をハフハフ食べてコンプリート。

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相席で目の前に座った素敵な雰囲気のお二人と、
トリエンナーレ話で盛り上がりました。
聞けば、わおー、超有名な絵本デザイナーさんじゃないですか!
私が子供の頃から読んできたあんな本こんな本を何冊も手がけていました。
すごい、すごいよ!時を越えたミラクルなご縁に感謝です。

券は連続してなくても二日間有効だから、会期中にもう一度行くつもり。
次回は事前にしっかり食べてから、
テーマである「タイムクレバス(時間の淵)」にじっくりハマってみようと思います。

帰りの東横線ではすっかり爆睡。
幸せな秋の休日でした。

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