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越後妻有 大地の芸術祭

久しぶりの新潟へ、家族旅行してきました。

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越後妻有の里山を舞台に開催される世界最大級の国際芸術祭
大地の芸術祭」へ。

大地の芸術祭といえば、
あれは20代後半だったでしょうか(おぼろげメモリー)
女友達と11人で集まって、みんなで合宿のように
ジェームス・タレル作「光の館」に宿泊しました。

二階建て新幹線のMAXに乗ってワイワイと修学旅行気分で旅したっけ。

時はギュンッと進んで、2022年。
今回は先に入っていた家族と合流して
越後の秋を堪能してきました。

いつもスキーでお邪魔している越後高原も
この紅葉の季節は初めてかもしれません。

ロープウェーに乗れば、見渡す限りの見事な紅葉。

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頂上まで登れば、この時期ならではのアクティビティー
「サマーボブスレー」も楽しむことができます。
金属でできたコースの上を
細長いソリで滑っていくというものですが、これがなかなかのスピード感。
特にカーブは全身が斜めになるようにGがかかって、
子どもも大人も、滑り終わるたびに「もう一回!」と
ちょっとクセになってしまうスリル満点の乗り物なのでした。

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さて、いざ芸術祭へ。
作品が一帯に点在しているので、どこから見るか悩みましたが…
かねてから気になっていたあのトンネルへ。

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越後妻有の人気スポットのひとつ、全長750mの清津峡渓谷トンネル。
アート作品「Tunnel of Light」として改修されたのが、「大地の芸術祭 2018」のこと。

このトンネルを、外界から遮断された潜水艦に見立てて
外を望む潜望鏡として設置されたのが、数カ所の見晴らし所です。

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ワクワクしながら歩いて、たどり着いた終点はこの絶景。

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「Tunnel of Light」 通年公開
マ・ヤンソン/MAD アーキテクツ

みんなで「おぉ!」とワクワクしながら、
数センチの深さに張られた水面をそろーりと奥まで移動し、
家族やカップル同士など、お互い声を掛け合って写真を取り合ったりして。
それぞれ静かに興奮しながら、それは平和な空間でした。

元々その土地にあった施設を、
アートの力でさらに魅力を加え、
人を呼び、土地をつなぐ…素晴らしい活動だなあ。

帰りに立ち寄ったアート作品でもある足湯も楽しかったし、
野沢菜がたっぷり詰まったおやきも絶品でした。
地元ならではの食文化も旅の大きな楽しみですね。

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おかげさまで、新潟で、アートと自然と温泉と、
新米や笹団子や日本酒やおいしいものたくさん。
いい文化の日となりました。

次にお邪魔するのは、スキーの季節かな。
雪の中ハフハフしながら食べる熱々のラーメンが早くも恋しいです。

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目的地に向かう時から、電車に乗る前から、もう旅は始まっているんだなぁ。





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