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たまらん

渋谷bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のタマラ・ド・レンピッカ展。
人生そのものが絵になるワルシャワ生まれの美人画家。

タマラ姐さん.jpg

会場に入ると、まずはドーン!! セルフプロデュースした自分のポートレイト。
パリの社交界で、男も女も夢中させたその美しさったら。
もう、軽くめまいを覚えるほど、深呼吸したらむせ返りそうなほど、濃厚。

タマラ姐さん、その色気、妖しさ、タマラんよ(ゴメン!!我慢できなかった)。
官能的なお姿、たっぷり堪能してきました。

ハリウッドにも彼女のファンが多いらしく、

「あれ、マドンナのジャケット写真でこんなのあったよね!?」
とか
「この絵、‘所蔵:ジャック・ニコルソン’って書いてある!!」
とか
「当時の恋人を描いたこの絵、まんまレディー・ガガ!?」
みたいな接点を見つけるのも楽しい。

図録の解説を読みながら
「おぉ、さすがアーティスト、最期もカッコいいの~!!」と感動したのが、その遺言。
「私が死んだら遺灰をポポカテペトル火山の火口にまいてね」と親友の彫刻家にお願いしたそう。
火口、ですか?(山の名前にもつっこみたいけど)

そして親友もその約束を果たすべく、
実際にヘリコプターに乗り、活火山の上まで飛んで、そこで遺灰をまいたそうな。
(その瞬間、パァァァと生き返りそうで少し怖い)
どこまで劇的なんだ、タマラ姐さんよー!?

音声ガイドは、これまた存在感タップリの夏木マリさん。
あの低音ボイスで第一声からゾクゾク。いやはや、参りましたっ!

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グルーブライン、三月の金曜日は秀島責任編集でハッスルしております。
昨夜も沢山のメールを頂き、うぅ~、嬉しかったです。
もう残り二回だと思うと…がんばります!

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