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ロンドンでフィッシュ&チップスを食べてみた [ベルギーでの暮らしとヨーロッパの旅]


【前回までのあらすじ】

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タンタンの住むブリュッセル南駅を出発して…

初めてのユーロスターでロンドン日帰り出張。
スタジオエンジニアさんの英国英語に感動しつつ、ナレーション収録終了。

帰りのユーロスターまで残り3時間。

「よし!せっかくだからGBらしいものを食べるか!」と街に繰り出したのでした。

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やはり向かうべきは、パブでしょうか。

これまでの一人旅では、
「地元の常連おじさん達がビールをガンガン飲んで飲む場所でしょ?」
おっかなびっくり足を踏み入れることができなかったのですが、
聞けば、「ガストロパブ」と呼ばれる美味しいご飯を出すお店もあるとか。

毎年、雑誌などが「ベスト・ガストロパブ・アワード」を発表しているほど、
イギリス料理を楽しむ場所としても外せないと聞き、それは行かねば、と。

ということで、現地スタッフに教えてもらった近所の名店。

重厚な内装にドキドキしますが、
平日ということもあり、近所で働いている人たちがどんどん入ってきます。

メニューを見て即決したのが、やはり国民食のフィッシュ&チップス。

待つことしばし15分。
フレンドリーなお姉さんが「エンジョイ!」と持ってきてくれました。

この迫力!にんまり。
こんがり具合に、テンションも揚がります。

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ナイフで切るたびに、「パリパリパリっ!」。

お店によって、衣は、厚め、薄めと好みはあるようですが、
こちら、食べ応えのあるしっかりしたボリュームでした。

鮮やかな黄金の衣の秘密は、メニューの「beer-battered」にあります。

これは、水の代わりに冷やしたビールで作った衣のこと。
小麦粉と、塩、ベーキングパウダーに、冷たいビールを加えると、
香ばしく、パリッ&カラッと揚がるとか。

「beer batter」で調べたらイギリスママ達の色々なレシピがありましたよ。
オニオンリングにもイケるみたい。
これはマネしなければ!

寄りでもどうぞ。

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使われる魚は、Cod (真ダラ)とHaddock(コダラ)などがポピュラーだそうです。
こちらは、Haddock。
中はふんわりジューシーで、あっさり。

レモンを絞り、濃厚なタルタルソースと、好みでケチャップを。
付け合わせには、マッシュした豆がお約束。
モルトビネガーをかけて食べるのも人気だとか。

もちろん、油っぽさは、一切なし。
ペロリといけました。
ロンドンの街を歩き回るカロリーはしっかりチャージできましたが、
後ろ髪を引かれながら、そのままベルギーへ帰ります。

帰りのユーロスターでは、食堂車で熱々のコーヒーを。

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細長い車窓の向こうに流れて行く穏やかなフランスの田園風景は、見飽きません。
パリッとしたビジネスマンや、いちゃいちゃカップルが降りたあとはひとり占め状態。

今更ながら、ユーロスターってすごいですね。

ロンドンからベルギーまで2時間。
駅での待ち時間も、30分前チェックインでOK。
アクセス良いの都心のターミナルから即乗り換えOK。
飛行機も良いけど、こんなに気軽に行けるならもっと活用したいなー。

食いしん坊には大満足の日帰り出張でした。

学生時代に読んで「うわぁ、行ってみたい&食べてみたい!」と
イギリスに憧れた林望さんの「イギリスはおいしい」。
まだ実家の本棚にあったはず。
次回の逆出張の際、読み返さねば。

たしか「野菜はとりあえずクタクタになるまで煮る」
みたいなことが書かれていたような。。。


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あっ、忘れずにお知らせを。
今回、ロンドンに行ったのは、この番組のナレーションの収録だったのです。
ぜひご覧くださいませ。

NHK 「挑戦者たち」
10月17日(月)BS1 午前3時00分~ 午前3時10分

再放送10月30日(日)午前4時40分~ 午前4時50分

国境を越えサッカー王国スペインで指導者として歩む白石尚久さん。
現在下部リーグに低迷する伝統的なクラブ復活のため、
映像と知恵を武器に導く姿に密着します。






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