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表すことで伝わる(当たり前だけどハッとしたこと)

ナレーションを担当しているEテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」

先週の放送回
「“自分らしく生きる”性的マイノリティー」には、
まわりの友人からもたくさんの反響がありました。

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(2年前のアントワープ。前週末行われたパレードのフラッグがはためいていました)

個人の意識はもちろん、自治体、企業など、
LGBTを支援しようという動きが活発になってきています。

まだ日本では同性同士の婚姻は認められていませんが、
そんな中、しっかりと対応している企業もあるんですね。

「私はLGBTの支援者です」という意味を込めて、
パソコンに虹色のALLY(アライ)ステッカーを貼っていた社員さんたち、素敵だったな。

アライとは、英語で『同盟、支援』を意味する言葉。
LGBTの社会的課題について理解し、サポートする仲間の意味としても使われます。

そんなアライである一人の社員さんの言葉、

「いくら心の中でサポートをしたいと思っていても、LGBTの方から見えないので。
『私はそういう気持ちを持っています』ということを知ってもらうために、
このようにパソコンにシールを貼っています。」

これには、ハッとしました。

「自分が思っていても、相手に伝わらなきゃ意味がない!」
本当にその通りだと思います。

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「良いことはすぐマネすべし!」と、
私も「アライ」ステッカーを探してみましたが、
なかなか見つからなかったので、自分でマジックで書いて作ってみました。

「思ってるだけじゃなくて、伝わらなきゃ意味ないよね」精神で、
ここはちゃんと表しておきたい!って時は、きちんとできる人になりたい。

ってことで、去年のプライドのTシャツも引っ張り出して着てみました。
これを着て出かけると、「あ、行かれたんですか?」と声をかけてくれる人もいて、
いろいろな場所でいろんな人と話してみるのも大切だな、と思います。

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世界で最初に同性婚を認めた国、オランダ、ザーンダム旅行での一枚。

当時5歳の娘に「なぜ虹色なの?」と聞かれ、
「みんなそれぞれお顔が違うように、「好き」の気持ちも違って当たり前だよね。
だから自分の「好き」も、他の人の「好き」も、おたがい大切にしましょうね」
って伝えてくれているの。」

…と答えたら、「ふうん」とそれなりに分かったような顔をしていました。

「違って当然だよね」というスタート地点から、
相手を知り、認め合うことを一緒に考えていけたら、
すべてにおいて、空気も穏やかになるのでは、と最近つくづく思います。

だってそれぞれ「違う」からこそ、この世界は彩りにあふれているわけだし。

てことで、今日も自分と違う誰かの言葉や生き方に感動したり、ジンときたりしています。


【本日、再放送です】

10月19日金曜 NHKEテレ1 午前11時00分~ 午前11時45分

同性でも一緒に入ることのできるお墓を用意する寺もあらわれている。
女性との交際を公表して話題となった経済評論家の勝間和代さんにインタビュー。
これまでの葛藤と今の心境を聞く。
性的マイノリティが生きやすい社会のために何が必要かを考えます。

【ゲスト】壇蜜, 経済評論家…勝間和代, イベント団体代表…増原裕子,
【講師】特定法人虹色ダイバーシティ代表…村木真紀
【司会】賀来千香子, 高市佳明
【語り】秀島史香




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